見た目の問題が大きくて非常に気になるのが陥没乳頭です。
この症状に悩まされている人は意外と多いので、周りにもひそかに悩んでいる人がいるかもしれませんね。
ただし、デリケートな問題なので、皆あまり他の人には話さないようです。
陥没乳頭は胸に関する悩みとして代表的ですが、それ以外にもよく似た症状に扁平乳頭というものもあります。どちらも見た目や機能面に問題を抱えています。

症状を比較してどちらに該当するのかを知る

胸に関してコンプレックスを持っている時には、まずはどちらに該当するのかを知ることから始めなければなりません。それによって対処法が異なるからです。

メジャーな陥没乳頭は乳首が凹んだり真ん中が窪んだり、乳首が平坦である場合を指します。一般的な形状とはかなり異なる人、手で形成するとすぐに戻る人と、その現れ方や度合いは人それぞれのようです。軽い人でもやはり周りの目は気になりますね。見ればすぐに分かる陥没乳頭の人は、恋愛にも積極的になれないことが多くなります。

非常によく似た症状の扁平乳頭は乳首が乳輪からほとんど出ません。一見すると平坦である陥没乳頭と似ているように感じますが、扁平乳頭の場合には平坦であるだけでなくほとんど出ていないことがポイントになります。

更に詳しく言うと、陥没乳頭は乳房を横向きに見た時に乳首が少ししか飛び出ていない状態で乳頭が乳輪に埋まっている症状であり、扁平乳頭は乳頭の先端が平らになっています。

授乳に問題が発生する

万が一扁平乳頭になると、授乳の際に問題を抱えてしまいます。
赤ちゃんは基本的に母乳を飲む時に、乳頭が1cmほどあれば大丈夫だと言われています。乳輪全体を口にくわえて巻き込むことで飲む形になっていて、乳首が平らだと舌に巻き込むことができません。
ただし、赤ちゃんは乳輪全体をくわえていますので、全く授乳できないわけではなく、やりにくいという表現が合っています。

赤ちゃんが飲みにくくなると聞くと、とても気になりますね。授乳が上手くできないせいで成長のスピードが遅れるのではないか、体重が増えないのではないかと不安に思うのは当然のことです。中には、赤ちゃんに飲ませているうちに少しずつ出てきて、正常な範囲内まで戻ることもありますので、授乳を続けることも解決策の一つになるかもしれません。

セルフケアでの治し方としては、他にマッサージがあります。マッサージを毎日優しく行うことで治る可能性もありますので実践してみましょう。

本格的な治療はクリニックへ

本格的な治療が必要だと感じたら、迷わずクリニックに行きましょう。医療機関を受診するのは心理的なハードルが高いですが、セルフケアによる治し方では対処できない症状であってもクリニックなら対処できます。

手術を受けると、ある程度の高さやくびれのある形にしてくれます。乳頭が突出するため授乳をしやすくなりますし、両方の胸を見ながらデザインしてくれますのでバランスが良くなるのも嬉しい点です。
いくら機能性が改善されても見た目の問題が残っていたら、満足のいく結果とは言えませんよね。クリニックでは見た目の問題もクリアできますので、最終的に選ぶのは手術による治療です。

実際に治療を受ける前には、医師としっかりと話し合って細かな要望まで伝えることが後悔しないためのコツです。これまで手術を受けたことのない人は手術自体に不安を感じるかもしれませんが、その気持ちは担当医師に直接ぶつけましょう。
良いクリニックでは、じっくりと聞いてくれるはずです。

術後の生活についての注意点

手術中は麻酔を使用しているために痛みを感じることはありませんが、術後に麻酔が切れてくると痛みを感じます。ただし、それほど強い痛みではありませんので、我慢できないレベルではないようです。
念のために痛み止めを処方してもらえますから、痛みに関してはそれほど強い懸念はないでしょう。ほとんどのクリニックでは、麻酔が切れる前に内服するように指導されます。

手術当日はできるだけ安静に過ごすように心がけ、患部はガーゼで保護されていてもデリケートですので締め付けの少ない下着を着用しましょう。ブラジャーで圧迫し過ぎると痛みが出ることがありますし、摩擦も良くありません。

翌日になるとガーゼを外して石鹸やシャワーで洗い流せるようになり、シャワーを浴びた後は新しいガーゼをあてて過ごします。少量の出血が数日間続く場合がありますが、これは正常な経過です。日常生活や軽い仕事は翌日からOKとなっていますので、比較的負担の少ない治療であることが分かります。

まとめ

陥没乳頭とよく似た扁平乳頭は、乳頭の先端が平らになっている症状です。授乳に問題が発生しますが、マッサージをしたり授乳を続けるといった治し方もあります。
セルフケアで対処できなければクリニックで形成術を受けられ、機能面が回復するだけでなく見た目も整えてもらえます。日常生活にはすぐに戻れますので負担は大きくありませんが、不安を抱えている人は遠慮せずに医師に相談しましょう。